贈与税がかからずに親の借金1,500万円を肩代わりする方法

こんにちは、ヤマノ(@yamanokogyo)です。

お恥ずかしながら私の親は金融リテラシーが低く、お陰で子供の頃は貧困を経験しました。その惨めな経験があったからこそ今の経済的な成功があるとも言えるので、逆に恵まれていたとも言えますね。

実は数年前に、実家の家計立て直しの一環で、親の借金1,500万円を肩代わりするという経験をしました。

通常は借金を肩代わりして一括返済すると、金額によっては贈与税が課税されるところですが、私は税理士と相談して贈与税がかからずに肩代わりできました。

誰かのお役に立てるかもしれないと思い、今回はその方法をご紹介します。

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親名義の住宅ローン1,500万円について

今回私が肩代わりしたのは、親名義の住宅ローン1,500万円です。

22年前に阪神淡路大震災で実家が全壊しまして、その再建時の住宅ローンが残っていました。

当時私は高校1年生だったので事情は知りませんでしたが、土地が借地で、しかも親の勤務先が震災で事実上倒産していたにも関わらず住宅ローンの審査が通ったのは、震災特例だったと推測できます。

そういう理由もあってか、変動金利はこの低金利時代にも関わらず3.3%という高金利です。

借入額は2,000万円だったので、20年経っても500万円しか減っていません。

なぜあまり減ってないのかというと、返済が困難だったので元本は返済せず金利の支払だけしてきた期間が長かったからだと聞きました。

息子が肩代わりして一括返済すると贈与税が課税される。

1,500万円は、二桁の億り人になった今の私なら一括で返済できる金額です。

しかし、血のつながった親であっても、住宅ローンを肩代わり、つまり資金援助すると、援助された人に対して贈与税が課税されてしまうのです。

1,500万円を贈与すると、なんと約700万円もの贈与税が課税されます。NO WAY!ありえない!

貸したことにしても、税務署から否認されるリスクがあります。

贈与税のかかる贈与という形ではなく、貸し付けたってことにすればいいじゃん!と誰でも簡単に思い至りますが、それは税務署職員も分かっています。

カチッと金銭消費貸借契約公正証書を作成したとしても、税務署がそのお金の動きの実体を見て、貸付とは認めず、贈与として贈与税を課税する可能性も少なくないようです。

金額が大きいだけに、贈与税が課税されるリスクはできる限り取り除きたいところです。

贈与税の非課税枠を使って毎年110万円ずつ返済します。

そこで、贈与税が課税されない年間110万円の非課税枠(基礎控除額)を使います。

私から親へ毎年110万円ずつ贈与する形で返済するという流れにすると、贈与税は非課税になります。

ここは贈与の契約書を作るなり、税務署に贈与として認めてもらうような工夫が必要となります。詳細は税理士にご相談下さい。

金利負担を減らすために住宅ローンの借り換えを検討するも撃沈。

一括返済せずに年間110万円ずつ返済することになるので、今の住宅ローンの3.3%の金利負担を減らしたいところです。

私名義ではなく、あくまでも親名義の住宅ローンを親名義で借り換える形になります。

しかし、パート従業員の親には社会的信用がないということと、土地が借地であるということから、低金利で借り換えに応じてくれる銀行はどこもありませんでした。

労働金庫(ろうきん)の「預金担保ローン」を活用して金利負担軽減に成功!

そこで知恵を絞り、「預金担保ローン」を活用する方法を税理士さんと考え出しました。

私名義で1,500万円の定期預金を作成して担保に差し入れ、預金担保ローンを親名義で1,500円借り入れるというものです。

このような、本人以外の人が差し入れる預金を担保にしたローンは、以前は都市銀行や地方銀行などでも取り扱いがあったらしいのですが、需要がないということで廃止されています。今でも取り扱いがあるのは、私が片っ端から電話した中では労働金庫(ろうきん)だけでした。

ろうきん預金担保ローン

金利:担保預金金利+年0.5%
融資金額:担保とする預金金額が上限となります。
用途:さまざまなご用途にご利用可能
担保:本人名義または2親等以内の親族名義の当金庫定期預金
保証:不要

※各地の労働金庫によって商品に多少の違いがあるかもしれません。

金利の高いの住宅ローンから、この低金利な預金担保ローンに借り換えられました。

私の1,500万円は拘束されちゃいましたが、金利負担を3.3%から0.5%に劇的に減らせました。利息を含めた返済金額がトータルで百万円単位で減ったことになります。ものすごい効果です。

これから私が毎年110万円ずつ親に贈与して返済することで、13年ほどで完済できる見込みです。

まとめ

親の借金を肩代わりするにも工夫が必要ということが分かりました。

なお、税務的なことは税理士にご相談くださいますようお願いします。

今回の記事が誰かのお役に立てば幸いです。

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